XR250 フロントサス OILシール交換

2012.10頃
XR250のフロントサスペンションオイルシール交換(倒立のMD30)

正立のカートリッジタイプより楽チンである・・・・ホント

レーシングスタンドでフロント部分を浮かせる
今回の交換部品

シールセット 51490-KCZ-J71

ガイドブッシュ 51415-KCZ-J71

スライダーブッシュ 51415-KZ4-711

あと追加でサススプリング 51401-KCZ-J71   +αアリ

私のやり方です

まずトップボルトを軽く緩めておく
アクスルを緩めフロントタイヤを外します
トップブリッジ&アンダーブラケットのクランプボルトを緩める

サス本体をズリズリ抜く

堅い場合は割りにマイナスドライバーを突っ込み少しこじってやる
サス抜く前にブレーキホースやメーターケーブルなどは外す

ブレーキはホースに負担がかからないようにワイヤーで吊ってやる
減衰力調整ネジを回して最弱にする
おもいっきり漏れてました(多汗)
自作のアウターガード

雨トイのパイプを使用

けっこうガツンガツン削れてる

付けててヨカッタ!!!
トップボルトを外す
ピストンロッドからトップボルトを外す
ここで重大事件発見

@ スプリングが使用限界超え&錆(新品にする)

A カラーが錆びてます(よくある事)

B ピストンロッド上部が錆びてます(これもよくある事)


錆びまくっているカラー(よくある事)

ヤスリかけてこの様・・・新品にする


51408-KZ4-711
これも外す
ピストンロッドを紙ヤスリ(#600)でシコシコ (指の届く範囲まで)

どうせなら全バラシしたかったがピストンロッド内側固定の

特殊工具がないためやめた・・・・・次回は自作するか!?
オイルを完全に抜いてから捨てOILで少々内部を洗う
ダストシールはドライバーで少しこじってやると簡単に外れます

*ココからの作業はインナーチューブを傷つけないように注意*
ストッパーリングを小マイナスドライバーで慎重に外します
やっぱり錆びてます・・・もちヤスリをかけて使い回します

*モタードの奴は
メッキしてあるようです?
 
 オフのは艶消黒塗装だもんね
アウターチューブ下部・・・けっこう凸凹あり

林道走っている証拠だぜ!
インナーチューブとアウターチューブを持って

縮めたり伸ばしたりスパンスパンって引っ張ってやると2〜3回で↓
ビール瓶の栓を外す様な音でスッポォォ〜ンと外れます

インナーチューブに凸キズがあったらストーン&紙やすり等で修正する
スライドブッシュ(幅の広い方)は損傷無いが

ガイドブッシュはけっこう逝ってる・・・原因はコレかな?

いい機会なので両方交換します

やっぱり定期的に交換するのがいいな
オイルシールの打ち込みスペシャルツール

ストレート足立店移転の閉店セールでバカ安で購入しておいた物
シール類にキズがつかないようにする為(傷付いたら即OIL漏れ・・・。)

インナーチューブの段差部分と先っちょにラップを巻きます

ブッシュとシール内面にはフォークオイルを塗る
オイルシールの上下を間違えないようにネ♪

でも・・・間違えてもイガイに逝けたような気が・・・!?
オイルシールに当たる位置を変えながらガツンガツン打ち込みます

特殊工具が無くても水道のパイプ等で自作できるので

チャレンジしてみてください
ストッパーリングの溝が見えるまで打ち込みリングを入れ

ダストシールをパチっとはめて完了
今回のオイルは#5#106対4に混ぜてることにしました

メスシリンダーで#5を360cc、#10を240cc

STDではオイル 576ccで油面は77mm

多少オイル量を間違っても私ら素人は解らないので適当に・・・・・・!

気にしない気にしない!!!
オイルを半分ぐらい入れる
ココからは内部にオイルを行き渡らせる作業

アウターチューブの頭を手の平で蓋をして

4〜5回上下にストロークさせる
ピストンロッドも10回ぐらいストロークさせる

アウターチューブも10回ほどストロークさせる

全部ゆっくりネ
そのまま放置プレイ・・・・・・1時間ぐらい
懐かしのドリームトキ製のオイルレベルゲージ&自作特殊工具
油面77mmにする
ピストンロッドに針金をつけて引っ張りあげる
自作特殊工具をブッさす

これでピストンロッドを落とさないよう食い止める

鉄板で作りましたが使っているうちに錆びてくるので

100均でプラのパーツ捜した方がイイかもね?
カラー入れてトップボルトを固定

アウターチューブに取り付ける
減衰力調整ネジを規定の最強から10クリック戻しにする
各ネジきっちり取り付けてウィール(ホィール)をつけて完了

ついでに
アウターチューブガード新調しました